2か月を振り返って(結果編)

単純にMUKUの結果で言うと、全枠を埋めることはできなかったものの、そんなことよりも大きい何かを得ることが出来た。

①お客様の笑顔が嬉しい(笑)

元人見知りの自分も初めての方に会う時は緊張するし、お客様も自分がどんな人かわからずに来てくださってる。

その中で、撮影しながら笑顔が増えてきて、笑い声も増えてきて、最終的に「楽しかった!」と言ってもらえることが何よりも嬉しく感じた。

②1人というアドバンテージ

今までは会社に所属していて、その中で活動していた。その分できることも多かったが、逆にできないことも多かった。

 岩城屋の活動については、アイディアの源泉もそれを実現できるかどうかも自分自身。資金面で難しい部分を除いては、自分の実行力次第で結果が変わってくる。

 独立して何よりも実感しているのがフットワークの軽さだ。気になった場所にすぐ行けて、気になった人には会いに行ける。また、物理的なフットワークだけでなく、情報の発信速度や企画の立ち上げなどのスピードも全く違う。

 それ以外のアドバンテージとして、1人だからこそ周りの方との距離も近くなり、それも仕事の幅を広げてくれるきっかけだと思っている。

②「誰が見てるかわからないからやらない」ではなく、「誰かが見てくれてるかもしれないからやる」

 ブログやインスタグラムで情報発信をすることで、もしかしたら誰かの反感を買ってしまうかもしれない、誰かを嫌な気持ちにさせてしまうかもしれない。最初はそう思って本当に伝えたいことが伝えられず、“上っ面“だけの文章を書くことしかできなかった。

でも、思い切って発信してみたら、意外と共感してくださる方も多く、「応援してる」と言ってくださる方も増えたような気がする。そして、自分が写真を撮ることで少しでも誰かの役に立つことができることを知った。

だから、「誰が見てるかわからないからやらない」から、「誰かが見てくれてるかもしれないからやってみよう」という気持ちにシフトできた。

⑧映る人の個性を大切にする

様々な方々を撮らせていただくことで、岩城屋が目指す写真のパーソナリティをより明確にすることができた。

撮影前にお話をする中で、その人その人で違ったストーリーがあって、撮ろうとしている写真に何を求めているかが少しずつ伝わってくる。

自分が撮りたい写真、相手が求めている写真をどこまですり合わせできるかを考えて撮影することが大切だと思った。

あくまで「自然」に「その人らしさ」を写真に反映できるようにしたい。

 撮影に関する直接的な技術以外に。それ以前に養わなきゃいけないことがある気がした。

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