2か月を振り返って(体調編)

 4月に開業してあっという間に2か月。コバコさんでのイベントを区切りに振り返ってみることに。

思い返すといつのまにかキャパオーバーの全力疾走をしていたなと思う。

50mしか走れる体力がないのに、200m先のゴールを目指していた感じ。

ただ、結果的に走りすぎたことで見えた景色があったので忘れないように残しておく

①終わりの見えない体調不良

 3月中旬に体調をくずしてから5月の半ばまでずーーっと体調不良が続いた。食事や睡眠時間もそれまでと大きく変わったわけでもないのに、ちょっとしたことで風邪や不調の連続。一度は免疫が低下しすぎて脈拍がめちゃ弱に、、、お医者さんにまで心配されて点滴。しばらく後には扁桃腺になって点滴。

睡眠の質か?と思って家族で一緒に寝ていたベッドから1人だけ敷布団で寝てみたり、、

そんなんだから家のこと、家族のことに手が回っていなかった。そしてその時はそれに気づいてすらいなかったのが申し訳ない。

いくら生活に気をつけたりしても負の連鎖は止まらなくて本当に辛かった。

②全速力の弊害

一時期は、撮影の予約が入らず、寝ている間に撮影の予約が入る夢、キャンセルになる夢を毎日というくらい見ていた。

今思うとそれだけ不安になっていたんだと思う。

家族がいながら勝手に独立しといて迷惑はかけられないと思いつつ、思うようにいかない重圧から、最初はあった自信もだんだん小さくなって恐怖心が強くなっていた。

続く体調不良で病院に行った際も「ストレスが原因」と言われた。

 脳みそと体をフル回転させて勢いでいろんなことをしていたのは、不安やプレッシャーから逃げるための裏返しだったのかもしれない。

③思いがけない言葉に助けられる

 1人もがいていた中で、一番最初のイベントからご利用いただいているお客様達から嬉しいコメントや、僭越ながら応援の言葉をいただくことがあった。しかも図ったように同じタイミングで。

その時の言葉が泣きそうになるほど嬉しくて、同時にそれまで求めていたことが間違っていたことに気づく。

 単に多くのお客様を増やすのに躍起になるのではなくて、岩城屋の写真に共感してくださる方が少しずつでも増えていき、そういった方のための写真を撮ることが大切なんだと思えた。

他にも「そもそもまだ始めたばっかりだし、お客様がいないのは当たり前。」

そう言ってもらえたこともあり、そこから一気に気持ちが軽くなった。

不思議なもので、それからお問い合わせもポツポツいただけるようになり、撮影依頼も増えていった。

 気づいたら体調も安定して、5キロ近く激減した体重もちょっとずつ戻ってきて、家のことにもまた少しずつ目を向けられるようになってきた。(それでもまだ足りてないことはわかっています。妻さんすみません。汗)

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