撮影の料金「高い?」「安い?」

撮影料金
高い?安い?

 SNSを見ているとたまーに見るのが、某フランチャイズ写真館の料金について書かれた投稿。

 

何度か目にして思うことがあったので、今回は「料金」に関する僕の考えを書いてみたいと思います。

 

まず、書かれていた大まかな内容は、、、

広告で見た安い金額に惹かれて撮影に行ったけど、最終的には色々すすめられて高額になってしまった。

データも課金しないともらえないし。

みたいな感じ。

でもこれってSNS以外でも、よく聞く話だったりします。

 

では、写真館を経営している側としてはどう感じるのか。

 

同じ写真館とはいえあちらは超大型、こちらは超極小零細ですが。笑

「高い」わけではない

「撮影の料金」として特別高いかというと、決してそうではないような。

 

衣裳が借りられて、着付けもセットになっていたり、キャラクターものがあったりと、サービスが充実しているのが大型チェーンの圧倒的な強みですよね。

そこにさらに商品を購入するとなったら料金が上がるのは当然。

 

さらにいうと、

店側としては撮影料以外の売り上げを上げたいというのも本音。

だからスタッフさんが、撮影後に写真をプレビューしながらいろんな商品をおススメするのも当然なんですよね。

 

押し売りとかはいけませんが。

問題は”ギャップ”

とはいえ、

「数千円」に惹かれて来たのに、お会計が数万~10万近くになったら「たっか!!!」とはなりますよね。

「ぼったくられた?」と感じてもおかしくありません。

 

そうなってしまう大きな原因は主に二つの“ギャップ”にあると思います。

 

一つは、

・広告に書かれていた料金と実際にかかった総額の物理的なギャップ

 

もう一つは

・「広告で見た料金で済むかと思ったのに違った」という心理的なギャップ

 

お店としては目を引くための“つかみ”として、公告や宣伝では「〇,〇〇〇円〜」のように表記していると思います。

(写真業界に限ったことではないですが)

 

でもそれが原因で、ギャップが生まれてしまうんですよね。

写真館側のジレンマ

ということで、お店側は「ギャップ」を生まないような宣伝・案内をすることが重要だと思います。

岩城屋ではお客様が最終金額をイメージできるように、パック料金として明記しています。

そうすることによって、撮影後に「思ったより高かったな」というマイナスな印象になることを防いでいます。

でも!

「写真1枚〇,〇〇〇円〜」のように書かれた他社さんの公告と見比べた時に、

岩城屋「〇万円」というのが高く見えてしまうことが痛いところではあります。笑

でも、僕としては分かりやすさもお客様に対する誠意だと思いますので、そこは追求していきたいところ。

(卒入学プランは思いに反して複雑になってしまいました。。。)

見極めも大事

多くのスタジオさんの公告の中では、やっぱりぱっと見で安いものに目がいってしまいますよね。

 

ですが、ご自身が求めている「仕上がりの形」にした場合いくらになるかを事前にしっかり把握することが大切です。

 

わからない部分はそのお店さんにしっかり質問してみましょう。

 

とはいえ、カメラマンもフォトスタジオもたくさん存在する戦国時代。

 

安い方がいいに決まってますが、

なんといっても「ここの写真の雰囲気が好き」が第一ですね!

 

撮影したあとは、ずっと残るのが写真です。どんな写真を残したいか、将来どんな自分を見返したいかを考えるのも大切ですね。

 

岩城屋も料金関係無しに「ここで撮りたい!」と思って頂けるようにならなければ。

シンプル・ナチュラルが好きな方、岩城屋でお待ちしております。笑

おまけの話:データについて

SNSでは大手チェーンさんに関する書き込みで

「データは別料金で、しかも高い!なんかケチ!」

みたいな書き込みも見ます。

 

これに関しても、僕の考えを少し書かせてもらいます。

 

誰でも写真が撮れて、データもスマホに簡単に持っておける時代になりました。

そしたらいつの間にか「スタジオの写真もデータ付きが当たり前」みたいになりつつある気がします。

 

ただ、カメラマンにとってデータは本来、商品そのもの。

手に取れない分、データの価値が伝わりづらくなっていますが、

そのデータを使って写真印刷したり、フォトブックを作るので、言わば原液のようなものとご理解いただけたらと思います。

 

岩城屋のデータ付きのプランがありますが、決してサービスでつけているわけではなくそれも含めた料金設定をしています。

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