岩城屋のビジネスプラン
岩城屋のビジネスプラン
先日まであいづしんくみさんが主催の創業支援セミナーに参加していたのですが、その最終回では参加者ひとりひとりがプレゼンをしました。
各自のビジネスのビジョンなどを話すものだったのですが、自分もまとめた時に岩城屋が目指している物について改めて整理できたのであえてブログに残しておこうと思います。
美里町に密着したフォトスタジオ
生意気なコンセプトですが(笑)こんなことを念頭に置いて活動していきます。どういうことかは以下で説明していきます。
美里町を拠点に
そもそもなぜ美里町を拠点にしたのかですが、自分の生まれ育った地元であり現在も住んでいる町だから、という単純な理由にすぎません。
他にも土地が比較的安かったり、ほかの町にはない自治体からの支援も受けられたりという側面もありますが、それは後からついてきたものでやっぱり家から近いところで仕事したいというのが一番です。笑
病院やスーパーはあるしドラッグストアも沢山あるし生活には特に支障はない。かえって静かで落ち着いていて、子育てするにしても支援センターがあったり選べるこども園も充実している。人気のパン屋さん、ラーメン屋さんなんかもあったりして。
カメラマンとして残念なのは人が少なくて「ストリートフォト撮ってるんですけど、、、」ができないことぐらい。(ネタ)
アイデンティティ
自分は12年くらい写真館に努めていましたが、ここ数年ではママフォトグラファーやフリーのカメラマンがとても増えている印象です。隣町の若松市や喜多方市でも素敵なカメラマンさんが増えて、多くの人がそれまで持っていた「記念写真」のイメージを刷新したように感じています。
美里町内のファミリー層の方々もそういった写真屋さんを利用されてる方も多いと思います。実際自分もそういったカメラマンさんに家族写真を撮影していただいてとても気に入っています。
その上で自分も独立してそのフィールドで勝負をしていくうえで持っている武器を見直す必要がありました。
撮影の技術、営業、接客云々の専門的なことは大前提なのでここでは省きますが、その他に美里町だからこそ活かせるアドバンテージがあることに気づきました。
美里に残されている物
今では当たり前になったロケーション撮影。せっかく撮るなら素敵な場所、思い入れのある場所で撮りたいですよね。
では、岩城屋が拠点にしている美里町にはどんな場所があるでしょうか。これまで撮影してきた写真を例に見てみます。
宮川の千本桜、伊佐須美神社、菜の花畑やキャンプ場、この他にも新鶴や本郷の公園など自然がたくさんのポイントがたくさんあります。
自分が気づいていないだけでロケーション撮影向けの場所はまだまだあると思います。
そしてさらに素晴らしいのが、それぞれが極端に離れていないことです。フォトスタジオをもった場合、スタジオ撮影とロケーション撮影を気軽にはしごできるというのはお客様に対してもいいサービスになると信じています。
まずは美里町民の皆様から
わざわざ遠出しなくても近場で撮れるに越したことはないと思います。なので「私の写真でよろしければお撮りしますよ」というスタンスです。せっかく未来に残る写真ですから、住んでいる町、思い出の場所で撮影もいいんではないでしょうか。そんな自分の撮影を通して「美里悪くないじゃん」とみなさんが思うきっかけになったらうれしいです。
そして町外の方、県外へ
美里町の方々が気に入ってくださって、口コミやSNSで発信してくださったら、それを見た町外の方たちにも「こんな場所あるんだ」と興味を持ってもらえるかもしれません。そしてその方たちが、「千本桜を見にってみよう」「菜の花畑も」「キャンプ場も遊びに行ってみよう」と言って足を運んでくれたらとっても嬉しいです。その中から少しでも「岩城屋に撮ってもらおう」という人がいればなお嬉しいのは本音です。(笑)
これからはインバウンドもまた増えてくる可能性があるので、国外の方も撮影して思い出を持って帰ってもらえたりできたら最高ですね。
美里の事業者様のお手伝い
もともと農家さんは沢山いますが、近年ではIターンなどをして新規就農されている方がいらっしゃったり、新しく開業されて人気を博しているお店さんも増えてきています。大盛況だったあやめ祭り、ワインフェスなど町民としても嬉しいイベントも沢山あります。
そして、今回のセミナーの中でも一番参加者が多かったのが会津美里町なんです。ということはそれだけ美里町ではこれからも新しいことが起きていく可能性があります。そう思うとワクワクしてきませんか?
そういった新しいことを発信していく皆さんで協力していったらどんどん「楽しい町」になっていくような気がします。
自分は写真を通してその中の一端を担えたらなと思っています。
地域貢献
事業をしていく上では地域貢献を意識することも大切らしいし、実際そうだと思います。自分ができることは限られているかもしれないけどできる限りのことをしていくのが目標です。
「写真を撮る」というのはあくまで入口であってそこから何を還元していけるかを常に考える必要があります。
最後に
こんなだらだらとした文章を最後まで読んでくださった稀有な皆様にはまず御礼申し上げます。
そもそも冒頭に話したセミナーは「創業塾」と呼ばれるもので、自分が参加したのにも一つ大きな目標があるからです。
それはフォトスタジオを持つことです。
近い将来、美里に岩城屋としてスタジオを持ち、上記のことを達成していきたいと思います。